iPhoneがリンゴループする原因と対処法 【最新版 2023年4月】
こんにちは。
富山まちなかiPhone修理 i-bornです。
本日は、当店でも年中依頼の多いリンゴループについて、原因となってしまった時の対処法をご紹介いたします。
iPhoneのリンゴループとは
そもそもiPhoneのリンゴループとはどのような症状を指すのでしょうか?
この症状になったことがない方もたくさんおられると思います。
簡単にいうと
ずっとリンゴマークが点灯していたり、点滅を繰り返している状態です。
電源を入れた際、iPhone上にリンゴマークが出ます。
通常は、そのあとホーム画面(ロック画面)へと進みます。
ですが、リンゴループという症状の場合は、このままホーム画面へと行けず、ループしてしまいます。
そのため、ホーム画面にたどりつけません。
性格には、ホーム画面に行くために、永遠とやり直しをしているイメージです。
ホーム画面に行けないので、使えない状態です。
iPhone的には混乱している状態です。
どうしてこのような、リンゴループに陥るのでしょうか。
iPhoneがリンゴループする原因
iPhoneが使えなくなると、みなさんとても焦ります(^_^;)w
スマホ社会の今、少しの時間ならまだしも、1日使えないとなるととても困ることが多いと思います。
リンゴループへの対策や、なってしまった時の対処方法を知るためには、まず原因を知ることがとても大切です。
iPhoneがリンゴループする原因には、主に以下のことが考えられます。
1 iPhoneの容量がいっぱい
この原因はとても多いです。
特に小さなお子様がおられる方に多い印象です。
単純にiPhoneの空き容量が少なくなってくると、リンゴループになることがあります。
個人的には残りの空き容量が5GBを切ると、いつなってもおかしくないと思います。
10GBは欲しいです!
このような表示が出ると要注意!!
2 水没
水没したあと、数時間後にリンゴループになった!
このようなお話もよく聞きます。
iPhone内部に水が入り込み、基盤をショートさせる、部品を壊したことが原因でリンゴループすることがあります。
iPhoneは精密機械なので、とても水に弱いです。
水没した際は、電源を切り、物理的に水分を抜き取ることがとても大切です。
乾燥剤等はほとんど意味がないと思っています。
よほど酷い水没以外のケースでは時間と共に悪くなってくることが多いです。
水没直後、いつも通りに使えていても安心はできません。
3 アップデートの失敗
定期的にiOSのアップデートがあります。
アップデートしている最中にWi-Fiが途切れたり、電源が落ちたりなど、意図せずに失敗してしまうことでリンゴループになることがあります。
再度、アップデートすることで直ることが多い印象ではあります。
絶対ではありませんが、、、
4 生体認証(顔認証または指紋認証)が使えない
iPhoneに搭載されている、生体認証である顔認証および指紋認証。
この機能が使えなくなっている方も要注意です!
特に顔認証が使えないことによるリンゴループは多いです!
お風呂で使用する方に多い印象があります。
お風呂の中に落とさなくても、ここから少量の水や水蒸気が入り込み、写真の赤丸の下にある顔認証のセンサーを壊してしまいます。
急に顔認証が使えなくなった!と言われる方にヒアリングしてみると、お風呂での使用や、水洗いした等思い当たることが多いです。
指紋認証の場合、基本的には物理的にホームボタンが傷ついているケースが多いです。
5 部品の故障
物理的に部品が壊れた場合にもリンゴループになる可能性があります。
上記4を除くと、個人的には少ないケースかと思います。
少ない印象ですが、バッテリーの故障や充電口の故障などでリンゴループになるケースがあります。
どこか調子の悪い機能などがあった場合は当てはまるかもしれません。
6 基盤の損傷
これに関しては、大事に扱っていても基盤が損傷することがありますし、何度落としても損傷しない方もおられます、、、、
落としたタイミングでリンゴループになった
上記の原因に思い当たることはなく、急になった
という場合は、こちらのケースが多い印象です。
もちろん部品が壊れた可能性がないわけではないので確認が必要です。
どれか当てはまるものはありましたか?
お使いのiPhoneがリンゴループになった際には、どれが当てはまるかチェックしてみてください!
iPhoneがリンゴループになった際の対処
実際にお使いのiPhoneがリンゴループになった際、どうしたらいいでしょう?
原因で分けて説明いたします。
iPhoneが水没した可能性がある
このケースは一択です!
物理的に水を取り除く必要があります。
すぐにiPhone修理店にいきましょう!!
水没は時間との勝負です。
よく動画で、お米の中に入れる、ジップロックに乾燥剤を入れて数日待つなどありますが
ほとんど意味ありません!!
最近のiPhoneは水が入りにくくなっていますので、逆に一度入ってしまうとそう簡単に水分は無くなりません。1〜2週間前に水没した端末を開けた際に水がまだ残っていることもありました。
まずは水没の可能性があるかどうかです。
水没の可能性がある場合、すぐに修理店へと持っていきましょう!
水没は時間との勝負です!!
iPhoneの容量がいっぱい、アップデート失敗
このケースは強制的にアップデートする必要があります。
iPhoneをリカバリーモードという状態に入れて、強制的にアップデートします。
この方法については、iTunesが入っているWindowsもしくはMacが必要になります。
リカバリーモードへの入れ方はまた投稿します。
検索するとたくさん出てくると思います!
アップデートすることによりiPhoneのリンゴループが改善する場合があります。
もちろんしないケースもあります。
その際には必ずエラーNo.が表示されます!
このエラーNo.によって方針が決まります。
パソコンがない場合、身近な人に借りるか、iPhone修理店へ行きましょう!
生体認証、部品の故障が考えられる場合
このケースは該当する部品を交換するだけで改善する可能性があります。
一番多いのが生体認証関係です。
ですが、この部品を交換することで生体認証が使えなくなります。
そのため、当店では一度ご相談させてもらい、データを取るのか、生体認証を諦めるのか選んでいただいていることが多いです。
このケースは復旧することが多い印象です。
iPhoneの修理店で見てもらいましょう!
基盤の故障(どれにも当てはまらない場合)
これはエラーNo.にもよりますが
基盤の故障が多い印象です。
もちろん部品の可能性を全て潰した上で復旧しない場合です。
このケースの場合、基盤を修理することで復旧する可能性があります。
ですが、基盤の修理はデータを取るために修理するものです。
使えるかどうかは、修理後にしかわからないです。
その他としてはシステムエラー。ひどく混乱しているイメージです。
この場合は、復旧が難しいことが多いです。
何度もアップデートを試して復旧を願うしかないです、、、、
いかがでしたか?
このようにiPhoneのリンゴループには様々な要因があります。
それによっては対処法も違います。
正しい方法で、ご自宅でできること、修理店でしかできないことを見極めて
リンゴループの解除もしくはデータ復旧しましょう。